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2026/04/04 01:15
「ロゴだけのショップ」から始める理由
――スタートアップのプロダクトが並ぶ未来に向けて
静岡ベンチャースタートアップ協会(SVSA)は、オンラインショップを立ち上げました。
いまショップに並んでいるのは、SVSAの公式ロゴTシャツや法被など、協会オリジナルのアイテムが中心です。
「スタートアップ支援団体なのに、スタートアップのプロダクトがほとんど並んでいない」
そう感じた方もいるかもしれません。
ただ、私たちはここを「ゴール」ではなく、「スタート地点」だと考えています。
なぜ、まずロゴグッズから始めたのか
SVSAには、静岡を「起業家の聖地」にしたいというビジョンがあります。
そのためには、制度やイベントだけでなく、「街の風景」として起業家の存在が見えることが重要だと考えました。
SVSAロゴTシャツや法被は、「静岡から挑戦する人たちの旗印」として機能する。
ロゴを身につけることで、「スタートアップを応援している」「スタートアップの一員である」という意思表示ができる。
それが結果として、スタートアップを知らない人への自然な会話のきっかけになる。
まずはこの「旗」を立てることが、ショップ立ち上げの第一フェーズでした。
次に実現したいのは「スタートアップの実験棚」
SVSAショップの次のフェーズでは、「スタートアップのプロダクトを広げるお手伝い」をしたいと考えています。
イメージしているのは、こんなショップです。
静岡発スタートアップのプロダクトが、少しずつ棚に並んでいる。
完成品だけでなく、プロトタイプや小ロットの実験商品も置かれている。
店頭での反応や売上、簡単なフィードバックを、起業家にきちんと返していく。
つまり、ショップを「ミニテストマーケの場」「認知と検証のハイブリッドな場」として使ってもらう構想です。
それでも「何でも置けばいい」とは思っていません
スタートアップのプロダクトを置くと言っても、何でも増やせばいいとは考えていません。
SVSAやNext Startup Shizuokaの世界観とつながること。
「静岡から世界へ」というメッセージと親和性があること。
ショップに来る人にとって、単なる物ではなく「ストーリーを感じるもの」であること。
そういった視点で、少しずつ「SVSAセレクト」として増やしていくつもりです。
その意味では、今のロゴグッズ中心の状態も、SVSAの思想やスタンスをきちんと伝えるための「チューニング期間」と捉えています。
ショップを「スタートアップの伴走ツール」にしたい
私たちが目指しているのは、ショップを「販売チャネル」にとどめないことです。
プロダクトを置くだけでなく、ユーザーの反応やデータを起業家にフィードバックする。
noteやSNSで、「今月のスタートアッププロダクト」として紹介していく。
イベントやミートアップと連動させて、「実際に手に取れる場」として活用する。
そうすることで、ショップは「スタートアップの挑戦を広げるための伴走ツール」になれるはずだと考えています。
これから一緒に考えていきたいこと
正直に言うと、まだ「完璧なモデル」があるわけではありません。
どのくらいの数を置くのが良いのか、どんな分野のプロダクトから始めるのが良いのか、価格帯や委託条件はどうするのがフェアか――試行錯誤しながら決めていくことになります。
だからこそ、最初の一歩として、まずはSVSAのロゴグッズを通じて「ショップが何を大事にしているか」をはっきりさせました。
次のステップでは、
「自分たちのプロダクトをSVSAショップで試してみたい」スタートアップ
「こういうコラボができるのでは?」と一緒にアイデアを出してくれる企業・クリエイター
と共に、静岡発スタートアップのプロダクトが自然に広がっていく仕組みを形にしていきたいと思っています。
おわりに
いまのSVSAショップは、「公式ロゴグッズが並ぶショップ」です。
でも、その先に見ているのは、「静岡から世界へ挑むスタートアップのプロダクトが並ぶ場所」です。
そのギャップを、これから数年かけて、一歩ずつ埋めていきます。
「自分たちも何か一緒に試してみたい」と思ってくださった方がいたら、ぜひ気軽に声をかけてください。